放置投資

放置投資家の美山アイカの【放置投資術】ブログです。

【ドルコスト平均法】下落相場を絶好の買い場にする方法

約8分
【ドルコスト平均法】下落相場を絶好の買い場にする方法

投資を始めると耳にすることもある「ドルコスト平均法」ですが、明らかな下落相場では絶好の仕込み場になります。今回はドルコスト平均法で中長期的に資産を増やす方法をお伝えします。

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは、価格変動をする金融商品を一括で購入するのではなく一定の期間と金額で商品を買う方法です。高い時も安い時も一定の金額で買うことによって、商品の取得価額を平均的に保つことができます。

ドルコスト平均法で平均的な価格を掴むことで、いざお金に替える時は高値で手放し易くします。

由来

ドルコスト平均法とは英語で【Dollar-Cost Averaging – DCA】と書きます。Dollarは【お金】・Costは【費用】・Averagingは【平均化する】となりますので、金融商品を購入するのにかかるお金(通貨)を平均的にする。という意味になりますね。

実際購入するとどうなるのでしょう?

ドルコスト平均法シミュレーション

ドルコスト平均法シミュレーション
ドルコスト平均法シミュレーション

試しに半年ほどドルコスト平均法で一定の投資信託を買ったとしてみましょう。
図のように一定の金額(例えば3,000円)で同じ商品を購入した場合、21,000円で62口買えたことになります。

※投資信託は数量を口数(くちすう)で表します。

高値の一括購入の場合

2020年1月に一括購入した場合はこうなります。

高値で一括購入した場合のシミュレーション
高値で一括購入した場合のシミュレーション

でも先輩、2019年11月に一括しておけば、ドルコスト平均法より沢山の口数が持てたのではないでしょうか?

じゃあ、安値で買った場合も見てみようか。

安値で一括購入できた場合

安値で一括購入した場合のシミュレーション
安値で一括購入した場合のシミュレーション

あ、やっぱり!2019年10月に一括で買う方がお得ですよ!

じゃあこうしたら、ミズキちゃんはいつ一括で買うかなぁ?

基準価額を隠した場合の評購入シミュレーション
基準価額を隠した場合の評購入シミュレーション

あ!先輩ズルイです!これじゃあいつ買ったら良いか分からないじゃないですか!

そういうこと。未来の株価は誰にも分からないの。だから、購入コストを平均的にしようと考えるのがドルコスト平均法だよ。

未来の株価は誰にも分かりません。2020年3月1日時点ではコロナウィルスの影響で大きく株価が下落しましたが。1週間前にその影響で大幅下落を予測し、金融商品の売却をできた人は何人いたでしょうか。
(1ヶ月ほど前にコロナウィルス株価影響は織り込み済みと、多くのメディアが発信していました。)
ドルコスト平均法とはそのような経済の不透明を排除した効率的な投資方法として、推奨されています。

一定数の口数を購入した場合との比較シミュレーション

ドルコスト平均法は購入コスト(毎月の積立金額)を一定にした場合の計算方法です。一定口数を毎月購入する場合との比較するとどうなるのでしょうか。

毎日一定数の口数を買う場合はこうなります。

ドルコスト平均法と毎月一定口数を購入した場合の比較
購入月 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 合計 1口コスト
1口あたりの費用 1円 2円 3円 6円 3円 6円
ドルコスト平均法 費用 3,000円 3,000円 3,000円 3,000円 3,000円 3,000円 18,000円 2.11円
口数 3,000口 1,500口 1,000口 500口 1,000口 500口 8,500口
一定口数購入 費用 1,416円 2,832円 4,248円 5,664円 4,248円 5,664円 24,072円 2.83円
口数 1,416口 1,416口 1,416口 1,416口 1,416口 1,416口 8,496口
※ 一定購入の際の口数は小数点を切り捨てています。
※1口あたりのコストは小数点第3で切り捨てています。
※算出にあたり、手数料等は考慮していません。

毎月口数を一定数買うと平均取得価額(上図の1口当たりの価格)が上がっちゃいましたね。

株価の上昇局面では口数を一定に購入すると平均取得価額が上がってしまうの。

ドルコスト平均法と一括投資どっちが儲かる?

以上のシミュレーションから、一括投資の方が稼げるけど株式市場を先読みできる知識と勉強、情報収集が必要になることが分かりました。

私にはそんな能力も投資に費やせる時間も無いので、ドルコスト平均法で手堅く買います。

iDeCoやNISAなど節税のために投資をしたいと思っていても、なかなか踏み出せない方は比較的安定したインデックス投資信託で挑戦してみるのもお薦めです。

下落相場で応用【超短期ドルコスト平均法】をさらに改良

2020年2月4週目、コロナウィルスでリーマンショック級の株価の暴落が起こりました。下落局面ではどのように購入すると良いでしょうか。
ドルコスト平均法はとても理論的な投資方法ですが、少し手を加えてさらに効率よく投資をする方法をご紹介します。

ミズキちゃん、もし株価が大きく下落した時はどうやって買うかな?

わ、私はもう怖いから毎月のドルコスト平均法で買います!

実はドルコスト平均法を応用して、長期下落相場では平均取得価額を下げることができるんだよ!

下落相場が短期的に続くサインが出たら買い

超短期ドルコスト平均法
超短期ドルコスト平均法

図のように、連日安値で投資信託を購入するので、必然的に平均取得価額が下がっていきます。

あれ?先輩、さっき未来の株価は誰にも分からないって言いませんでした?

日本株の投資信託の場合はね、注文した日が約定日(購入成立日)となることが多いの。だから、日経平均株価が下落している時は、大きく下げている日は買い。ってことなの。

なるほど〜。先に購入する予定があるものを安い時期に買っておく。バーゲンに似ていますね!

超短期ドルコスト平均法とは、株式購入のナンピン買いを応用した買い方になります。投資信託では基準価額が決まるのが1日の取引を終えてからという利点と、「経済は上げ下げを繰り返し結果的に良くなっていく。」という考え方のもと、連動している指標が下がっている時期に買い続けることで平均取得単価を下げることができます。

個別株には向かない

この超短期ドルコスト平均法(ナンピン買い)は一般的に個別株には向きません。
日本の個別株は一般的に100株からの購入が多く、1度の購入で10万円など高額の購入になるからです。
また、個別株には倒産リスクが常に付きまとうため安値だからと購入するのはリスクが高くなります。

安定感の無い指標に連動するインデックス投資信託には向かない

先進国株式など指標が安定しない商品も戻すのに大きく時間がかかったり、最悪戻らない可能性もあるので向きません。

超短期ドルコスト平均法(ナンピン)オススメの商品

外国株式の場合

外国株式の指標に連動したの商品の場合は約定日が翌営業日になることが多いので、アメリカ株式を主体とした商品ならNYダウ先物を見て予測しましょう。

夜のアメリカ株式市場の動きを見てから買うと、日本では一日約定日がずれてしまうので翌日の基準価額で約定してしまいます。

ドルコスト平均法がデフォルトの商品

iDeCoも毎月一定の額を購入するので、ドルコスト平均法になるのでしょうか?

そうだね、購入商品の買い替えなんかもできるけど、考え方としてはドルコスト平均法だね。一般NISAは違うけど積立NISAもそうだね。

この他にもドル立ての保険や、アクサなどのガン保険も積立型でドルコスト平均法の仕組みとなっています。

ドルコスト平均法協会

ドルコスト平均法には協会もあって、日本では今まであまり深く掘り下げられて来なかった投資手法として研究しています。

ドルコスト平均法の口コミ

まとめ

今回は放置投資の極意とも言えるドルコスト平均法とドルコスト平均法を応用した下落時の超短期ドルコスト平均法も紹介しました。将来のお金のために100円から始められる投資信託でドルコスト平均法に挑戦してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いている人

放置投資家米国ETF・国内株式・投資信託美山アイカ
米国個別株・米国ETF・国内個別株・投資信託に投資するブロガーです。
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無理な投資はしない。自己資本を第一に。
リスクの低い投資で資産形成を目指しています。
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