あやうくサーキットブレーカー!ダウ平均-1861.82ドルの大幅下落!

6月11日のNYダウ平均株価は連日の楽観視した高騰を戒めるように、大幅な下落を見せました。
下落は3日連続、6月11日にはあわやサーキットブレイカー発動のマイナス1861.82ドル大幅下落。
私「美山アイカ」のポートフォリオも含み益が一気に消し飛び含み損に転落してしまいました。


2020年6月のNYダウ株価の推移

日付 | NYダウ | 前日比 |
---|---|---|
6月11日 | 25,128.17 | -1861.82 |
6月10日 | 26,989.99 | -283.3 |
6月9日 | 27,272.30 | -300.14 |
6月8日 | 27,572.44 | +461.46 |
6月7日 | 休場 | 休場 |
6月6日 | 休場 | 休場 |
6月5日 | 27,110.98 | +829.16 |
6月4日 | 26.281.82 | +11.93 |
6月3日 | 26,269.89 | +527.24 |
6月2日 | 25,742.65 | +267.6 |
6月1日 | 25,475.02 | +91.91 |
株価水準は5月26日の24,995.11ドルまで転落。この間にも少しずつ買い集めた私は高値掴みの形となってしまいました。
どうして下落したの?
FRB発表のゼロ金利政策の維持
FRB(アメリカの中央銀行、連邦準備理事会とも呼ぶ)がゼロ金利政策を2020年まで維持すると発表。
実態経済の悪化を改めて確認した投資家たちの不安を煽りました。


株価大幅下落の仕組み

企業の経済回復が遅れると配当金を無くしたり、減額する企業が出てきます。投資家からすると株を持つメリットが減りますね。
そこに取り残されると、含み損を抱えることになるので、早めに売却をしようとして更に株価は下落します。
アメリカ実質経済成長率6.5%マイナス
また、FRBの発表によるとコロナショックによる実質経済成長率はマイナス6.5%。と発表しました。
これも経済の後退は、同じく株式の価値を下げることになりますので、下落の一因となりました。
アメリカ失業率13.3%と回復も長期化
先日発表された雇用統計の失業率が「思ったより良かった」と楽観から大きく株価は上がりましたが「コロナショック以前の水準に戻るのは2023年以降になる」と長期化の発表があり、これも大きな下落の要因になりました。
好調だったナスダックも-527.62
ここ数日NYダウが下落しても、史上最高値を付けていたナスダックも遂に下落。


黒人男性暴行死事件への抗議活動が全米に
黒人男性暴行死事件のデモが全米に広がり密集を見せています。また、テキサス州など早期に経済活動を再開した地域の感染拡大も投資家心理を不安にさせました。


アメリカではコロナウィルスのワクチン臨床試験を9月から7月に前倒しするなど好材料も発表されています。
これからの回復に期待ですね。
米国ETFは売るべきか?
6月は配当金を出すETFも多く、長期分散投資目的のETFは売る必要はないと考えています。特に高配当株は長期的に見ればまた安値圏に入りましたので、むしろ買い増しの予定です。


日経平均株価はどうなる?

NYダウに大きく影響する日本株は、6月12日は大きく下げることが予測されます。先物も7時現在-752円と大幅に下落しています。ここぞとばかりに信用売りを投げ込む方も多いかと思います。
私は米国ETF移行中ですが、まだ日本の個別株を少し持っています。
ここ数日で利益はかなり目減りしてしまいましたが、早めに切り上げて米国ETFの買い玉にしようと思います。
NYダウ口コミ
ホントに見事なまでの「もうはまだなり、まだはもうなり」を見せてもらった感じ。NYダウ-1861。コロナ渦で株を始めたビギナーたちが2時間後に地獄に突き落とされてしまう…。 pic.twitter.com/r8DYSmqSLC
— 片岡K (@kataoka_k) June 11, 2020
NYダウ先物(ダウ先)リアルタイムチャート 5分足/日足
— 世界銀行300人委員会 (@someone5963) June 11, 2020
第一幕の暴落で下げ止まった25,000ドル近辺で抵抗しなければ、一気に23,000ドル近辺まで落ちる展開か?🤓 https://t.co/kmzK522dUj
NYダウ暴落、1861ドル安
— MahaloTrading (@MahaloTrading) June 11, 2020
過去4番目の下げ幅
キタ━ヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノ━!!
カイ時がw
【ダウ平均】
-1861.82 (-6.90%) 25128.17pic.twitter.com/Khm1L6YzvXhttps://t.co/aghViZhkr8
6月12日まとめ
あわやサーキットブレーカーが発動するのでは!?というところまで大幅な下落を見せたNYダウ。10日以上前までの水準に戻した株価で買い場と判断する人も居れば、まだまだ下がると予測する人も居ます。
理由を辿れば、上がった理由も弱かったため、下げは仕方が無いですね。
ここから大統領選挙、コロナワクチンの早期開発などまだまだどちらに転ぶか分かりません。
しかし、上手く立ち回って地道に資産形成をしていきましょう。



ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません