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放置投資家の美山アイカの【放置投資術】ブログです。

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)の評価と仕組み

約9分
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)の評価と仕組み

アイカ先輩、投資信託楽天全米株式インデックスでアメリカに投資しているのですが、もう少し値動きが大きいものはありませんか?

レバレッジ※をかけた商品だと大きな値動きになるよ。今日はそんな商品の中でも安定した構成の投資信託を紹介するね。

※レバレッジとは、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること。ここでは先物取引を利用して総資産以上の投資を行う事になります。

今日はジワジワと人気を上げている投資信託【楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)】についてご紹介します。

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)とは

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)はその名の通り、アメリカの金融商品(債券)を対象に360%のレバレッジをかけて投資します。

運用会社は楽天投信投資顧問になり、USA360と略されることが多い商品です。

株式だけではない!資産の内訳

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)の投資商品
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)の投資商品

【USA360】は楽天全米株式インデックスファンドのように、株式だけに投資しているのではなく、債券と株式を組み込んだ商品になります。

1つの資産クラス(株式や債券など)に投資する投資信託と違い、株式と債券という値動きが異なる資産に分散投資をいるので、リスクヘッジを行いつつ債券にレバレッジをかけることで、安定した資産運用を狙えます。

資産分散とレバレッジをかけた商品だと、似たような投資信託がありましたね。

以前紹介した、グローバル3倍3分法ファンドもそうだね。中身は全然違うから後で比較してみようね♪

1本で値動きが逆になりやすい株式と債券を組み入れているから、値動きに安定感があります。

債券に多く投資しているのも安定感がある要因になりますね。

先物取引を積極的に活用する運用

USA360のレバレッジ投資
USA360のレバレッジ投資

USA360では安定感のある金融商品「債券」に先物取引を活用して純資産総額の360%(3.6倍)相当額の投資を行います。(レバレッジ)安定したポートフォリオの構成のまま高いリターンを狙っています。

純資産総額の90%程度を米国株式に配分し、先物取引を活用することで純資産総額の270%程度を米国債券へ投資する運用を行います。

USA360と呼ばれる理由

投資対象投資割合レバレッジ後
アメリカ株式90%90%(レバレッジ無し)
アメリカ債券10%270%

リスクヘッジをしたポートフォリオに、レバレッジをかけてローリスク・ハイリターンを狙っています。

アメリカに投資して、合計で360%のレバレッジをかけるので(USA360)という愛称なんですね!

USA360レバレッジ投資詳細イメージ

USA360レバレッジ投資イメージ
USA360レバレッジ投資イメージ

こう見るととっても中身が分かりやすいですね。

USA360の騰落率(基準価額・純資産の推移)

USA360の騰落率
USA360の騰落率

コロナショックにも強い手堅い値動き

【USA360】は2019年11月5日設定されました。純資産も順調に伸びており、2020年3月のコロナショックからの立ち直りもとても早い安定した値動きを見せています。

債券にレバレッジを大きくかけているので、コロナショックによる債券の上昇にも乗った形となります。株式暴落時期にも強い投資信託という事が証明されました。

コロナショックの最安値で買えばもう30%も戻したことになりますね!

順調な純資産額の伸び

2020年7月時点の純資産額の合計は44.93億円です。投資信託として、安心できる資産ですね。

投資信託の安心できる純資産額の目安は10億円でしたね!

分配金

分配金が無いということは、その分日本国税金がかからないまま再投資されるので効率の良い投資になりますね。

信託報酬(コスト)

投資信託構成信託報酬
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)株式+債券0.4945%
楽天全米株式インデックスファンド株式0.162%
楽天全世界株式インデックスファンド株式0.212%
グローバル3倍3分法ファンド株式+債券+REIT0.484%
e maxis slim 米国株式(S&P500)株式0.0968%

株式のみの投資信託の信託報酬に比べると安いとは言えませんが、1本で分散投資できるという意味では安いとも考えられますね。

※信託報酬は日々の基準価額に折込まれています。

資産の組み合わせファンドのグローバル3倍3分法ファンドと同じくらいの信託報酬ですね。

投資の手間を考えると、今はこれくらいが基準かもしれませんね。信託報酬は下がっていく傾向にありますので、今後にも期待です♪

リスクとリターン

保有資産に360%のレバレッジをかけて投資をするということは、リターンが大きい分、値下がりの際に同様に大きなリスクが生じることになります。

資産が少なくなると、レバレッジをかける資産も少なくなるので上昇率が低くなることもあります。

売買のタイミングに要注意ですね。

また【USA360】は為替ヘッジを行いません。よってドル/円の値動きが基準価額に影響します。

為替ヘッジについては、リスクヘッジをしているインデックス投資信託も少ないのでそれほど気にしなくても大丈夫かと思います。

投資対象ファンド

【USA360】の株式の投資先はバンガード社の「VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)」になります。全米の株式約4,000銘柄に投資するインデックスETFです。

投資信託ではVTIをひたすら購入してくれる、楽天・全米株式インデックスファンドにあたります。

バンガード社とは

アメリカ3大資産運用会社の1つで、運用資産額は700兆円を超える超巨大会社です。

VTIの構成銘柄上位10位

構成銘柄割合
マイクロソフト4.8%
アップル4.0%
アマゾン3.3%
アルファベット2.7%
フェイスブック1.6%
バークシャー・ハサウェイ1.4%
ジョンソン&ジョンソン1.4%
ビザ1.1%
P&G1.1%
JPモーガン1.0%

純資産総額に占める上位10銘柄の割合は22.4%になります。
※データは2020年7月現在のものになります。最新のデータはコチラから

VTIはアメリカ全土の株式に分散投資をする人気の米国ETFです。これだけでも十分な分散投資を可能にしますね。

アメリカ全土+アメリカ債券ならとても安心して投資できますね。

グローバル3倍3分法ファンドとの違い

違いを見てみましょう!

投資対象比較

グローバル3倍3分法ファンド投資イメージ
グローバル3倍3分法ファンド投資イメージ
資産クラス対象
株式日本株式を中心とした全世界株式
REIT(不動産)日本を中心とした先進国不動産
債券主要国債券

【グローバル3倍3分法ファンド】では株式・債券だけではなく、REIT(不動産)にも分散投資を行います。また、投資対象国もアメリカだけではなく全世界になるので、分散投資の面では【グローバル3倍3分法ファンド】の方が広域に投資をしていることが分かります。

似たような運用の仕方でも投資対象が全然違いますね。

【USA360】はアメリカの経済発展に注目した商品に対して【グローバル3倍3分法】は、世界の資産に分散投資することを目的とした商品になりますね。

騰落率比較

グローバル3倍3分法ファンド騰落率

グローバル3倍3分法ファンド騰落率
グローバル3倍3分法ファンド騰落率

USA360騰落率

USA360騰落率
USA360騰落率

同時期の騰落率ではUSA360の方が優秀な成績を残しています。

やはりアメリカは強い、といったところでしょうか。

不動産への投資がない

コロナショックでは2019年に堅調だったREIT(不動産)が大きく下落した後、株式に比べて株価の戻りが遅くなっています。
結果運用成績に大きな差が生まれましたね。

両ファンドの大きな違いとして、REITの存在があります。【USA360】ではREITが組み込まれていない分、債券と株式に投資しているのでコロナショック後の立ち直りが堅調になっています。

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)の口コミ

まとめ

レバレッジファンドでは比較的新しい【楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)】ですが、実績・成長率ともに優秀なファンドです。

アメリカに全力投資したい方には面白い商品ですね!私も買ってみようかな。

今回比較したグローバル3倍3分法ファンドも、2019年に好調だったレバレッジを効かせた分散投資商品です。

今後、1つの資産クラスだけでなく分散・レバレッジ商品がたくさん出てくると投資の幅が広がり面白くなりますね。

複雑な商品が増えてきていますので、投資信託の中身をしっかりと理解した上で資産の運用をしようね♪

この記事を書いている人

放置投資家米国ETF・国内株式・投資信託美山アイカ
米国個別株・米国ETF・国内個別株・投資信託に投資するブロガーです。
運用額3000万円
運用利回り20%

無理な投資はしない。自己資本を第一に。
リスクの低い投資で資産形成を目指しています。
ぜひ、一緒に投資を勉強しましょう!

Twitter積極参加中。
ぜひ、絡んでくださいね。
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コメント

  • Comments ( 2 )
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  1. 説明を拝見しましたが株式の方にはレバレッジがかかっていないのに、その辺りの表現が曖昧に見えます。
    USA 360は債権のみにレバレッジをかけることで価格の安定を図るのをウリにしている商品ですので、そこを強調されたほうが良いのでは?

    • 匿名 様

      初めまして、美山アイカと申します。
      記事内容のご指摘ありがとうございます。
      ご指摘頂きました通り、表現が曖昧(むしろ誤解を生む)になっていましたところを変更してみました。
      いかがでしょうか。

      お気遣い頂きましたコメントにも、匿名様の優しさを感じ、心より感謝致します。
      今後とも、放置投資と節約〜LIFE〜をどうぞ宜しくお願いいたします。

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