放置投資

放置投資家の美山アイカの【放置投資術】ブログです。

8資産均等がダメな理由と使い方

約9分
8資産均等がダメな理由と使い方

FOY2020(投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020)第6位「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を代表する、資産均等型投資信託。

投資のキホン「長期・分散・積立」を1つのファンドで叶えられる素晴らしい商品に思えますが、実施そうでしょうか。

投資は中身をしっかりと確認して行う必要があり、分からないままお金をつぎ込むと思ったような結果が現れないことも。

今回は8資産均等投資の落とし穴と、それだけではダメな理由を徹底解説します。

8資産の投資方針を理解していきましょう!

8資産均等投資とは

まず8資産とは下記の8つの資産を表します。これらを12.5%ずつに均等に分配したものが、8資産均等投資になります。

  1. 国内債券
  2. 先進国債券
  3. 新興国債券
  4. 国内株式
  5. 先進国株式
  6. 新興国株式
  7. 国内リート
  8. 先進国リート

人気のアメリカ株が見当たりませんね。

米国株は先進国株式の中に入っているよ。ただ、各資産を12.5%中の一部が米国株式になるからその比率はかなり少ないね。

ここでは8資産均等ファンドでも人気の「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の中身を見て、8資産均等ファンドの仕組みを理解してみましょう!

【国内株式】TOPIX(東証株価指数)

東証株価指数(設定来)

東証市場第一部に上場する国内普通株式全銘柄を対象とする株価指数になります。よくテレビでも紹介される日経225とは違って、全銘柄を対象とするので、日本全体の景気を図る指標としても利用されます。

日本の株式だけで12.5%の資産を割り当てるので、概ね株式は日本中心ということになるね。

うーん、私は米国株式が好みなのですが。チャートも不安定ですね。

【先進国株式】MSCIコクサイ・インデックス

MSCIコクサイ・インデックス(10年)

MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供している世界の株式を対象とした指数です。米国を中心にイギリス・フランス・カナダ・ドイツなど日本を除いた先進国の株式を組み込んでいます。(先進国23カ国から日本を除く22カ国)(2021年6月現在)

チャートが安定していますね。

先進国の株式は安定しているから、このチャートを見ると安心できるね。

先進国だけに投資をする投資信託もありますので、気になった方は下記の記事もぜひご覧ください。

【新興国株式】MSCIエマージング・マーケット・インデックス

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(設定来)

MSCIエマージング・マーケットインデックスとは全世界の新興国市場をカバーしている代表的な株価指数です。こちらもMSCI社が算出している指標で、中国・インド・ロシア・ブラジルなどの新興国26カ国を対象としています。(2021年6月現在)

新興国株式への投資でについては当ブログでも「米国ETF VWO」で詳しく解説してるので、良かったら参考にしてくださいね。

ここまでで主な株式には全て投資していることになりますね。

【国内債券】NOMURA-BPI総合

NOMURA-BPI総合(設定来)

日本の公社債(国債や社債など)市場の動向を表す指数です。野村証券が算出しています。債券投資のベンチマークとして広く利用されています。日本の債券は安定しており、特に株安時にはその安定感は心強く株式と一緒に持つことも多いです。

外国の国債より利率は少ないですが、世界でも有数の安定感を持つのが日本の国債です。債券投資は株式投資よりもクセがあるので、ぜひこちらの記事で債券投資の基本をご覧ください。

主要株式+日本の公社債。これだけでも自分で分散投資するのは手間と労力がかかりますね。

【先進国債券】FTSE世界国債インデックス(除く日本)

FTSE世界国債インデックス(除く日本)設定来

世界主要国の国債の債券インデックス(為替ヘッジを行なう円ベースの指数)です。こちらも2021年5月31日時点で、主にアメリカの債券がメイン(43.6%)になります。続いてイタリア(10.2%)、フランス(10%)…のように日本を除く世界の主要国の債券に投資します。

またまた日本を除くので、8資産均等投資は必然的に日本への投資が大きくなるんですね。

そういうことなの。日本にメインで投資をしつつ、世界にも分散していくから、市場規模の大きなアメリカよりも、日本への投資が大きくなるのが「8資産均等がダメな理由」と言われている最も大きな理由になるの。

【新興国債券】JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド

JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド(10年莱)

新興国の現地通貨建ての公社債が主要投資対象です。先進国債券と比べ比較的に利回り水準が高いのが特徴で、その分下落リスクや倒産リスクも高いです。国債は地政学的リスクも高く、政治・軍事・社会で債券価格も大きく変動します。

債券は株式に比べて安全と言われて安全と言われているけど、新興国の債券は一概に安全とは言えないの。

その新興国債券にも12.5%均等に投資しているのは、確かに不安が残りますね。

【国内リート】東証REIT指数

東証REIT指数(設定来)

東京証券取引所が算出・公表している、東京証券取引所に上場しているREITの全銘柄の時価総額加重平均です。REITとは「Real Estate Investment Trust」の略で、実物の不動産に投資します。保有不動産から得られる賃貸料収入を主な収益源としています。日本のREITは「JREIT(ジェイリート)」と呼ばれます。

不動産投資は分配金が高いことが魅力だね。一方で、テールリスク(想定外の暴落リスク)が懸念材料としてあるよ。

賃料収入ということは事故があったりすると、建物の価値は大きく下がりますもんね。

そういうこと。コロナショックもその1つで、リモートワークが進んだことから空オフィスが増えているのも懸念材料だね。オフィス空室率は注目したい指標の1つになるよ。

【先進国リート】S&P先進国REITインデックス(除く日本)

S&P先進国REITインデックス(除く日本)設定来

日本を除く先進国市場を本拠地とし、上場されているREITの広範なベンチマークとしている指標になります。この指標は特にアメリカの割合が大きく2021年5月31日時点では約70%強がアメリカの不動産への投資になっています。

アメリカはコロナワクチンへの被害も大きいですが、対応も早く経済回復速度も早いので安心ですが…

zoomやGoogleMeetsを始めとするリモートワークの推進も早いですね。少し不安が残ります。

アメリカのことだから、空室も何か別の事業で上手く使う発想を考えついちゃうだろうけどね。

8資産均等のメリットとデメリット使い方

デメリット

このように、8資産均等型の投資信託では、大きな市場も小さな市場も、リスクの高い市場も均等に12.5%で配分してしまっています。バランス型と名前が付くことが多いですが、実はバランスの良い投資とは言えないのがお分かり頂けたかと思います。

メリット

これだけの資産の種類に分散投資するのは個人では難しいです。特に組み替えを行うことはほとんど不可能に近く、投資のキホン「長期・分散・積立」の「分散」を1本で叶えてくれます。

8資産均等型の使い方

8資産均等型を一本用意して、自分の強化したい資産への投資をします。そうすることで資産にパワーバランスが付けられますので、納得できる投資になります。

美山アイカ投資信託

私の場合はeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を買いながらアメリカを中心とした株式をメインで構成しています。これにより安定したアメリカ株式をメインに8資産にも分散投資できています。

8資産均等ファンドはどこを選ぶと良い?

8資産均等だけではダメな理由が分かったところで、どの8資産均等ファンドを選ぶと良いか見ていましょう。今回は主な5つのバランスファンドを比べてみます。

ファンド信託報酬純資産額(億円)
e MAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.154%977.3
たわらノーロード バランス(8資産均等型)0.154%192.93
iFree8資産バランス0.242%314.83
SMT 8資産インデックス バランス・オープン0.55%0.88
e MAXIS バランス(8資産均等型)0.55%364.18

※データは2021年6月時点のデータになります。

投資信託の選び方は、信託報酬が安い。純資産額が大きい。だったよね。

この中だとe MAXIS Slimバランス(8均等型)が一番良さそうですね。

8資産均等がダメな理由の口コミ

まとめ

使い方次第でとっても使いやすいファンドです。分散には最適なので、ぜひ組み入れを検討してみてくださいね。

この記事を書いている人

放置投資家米国ETF・国内株式・投資信託美山アイカ
米国個別株・米国ETF・国内個別株・投資信託に投資するブロガーです。
運用額3000万円
運用利回り20%

無理な投資はしない。自己資本を第一に。
リスクの低い投資で資産形成を目指しています。
ぜひ、一緒に投資を勉強しましょう!

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